月曜日が好きだ。日曜日の次っていうのが好きだ。僕を新しくしてくれる。
きょうの月曜日もステキだった。小さな存在として,弱い生き方として,自分を見つめる時は元気になれる。
午後,授業の中、僕はまた自分を見つめる。
「先生,見てください。」
この「ら」。この「ら」の変容。
字がととのったことより,この変容に気づき,それを感じることが何よりうれしい。
「先生,見てください。」の声が僕の身体にリフレインする。「上手くなったこと」より,「上手くなった瞬間に一緒にいられたこと」のほうがずっと幸せだ。
普段の「ら」が,よそ行きの「ら」になり,それがあたりまえの「ら」になる。このBeforeからAfterへの気づきと育ちがステキだ。
僕は,学び手の「育ち」が大好きだ。みんなの「育ち」ほどステキなものはない。ステキは感謝の賛美の内にある心の動きだ。その瞬間を,いちばん近いところで感じることができる月曜日に感謝。
学生がつくる授業!
いいじゃないか!この学びの工夫。
なにもかもが僕の予想を超え,でも,それがあたりまえのようにここにある。ステキの連続。
今週は木曜日も日曜日も長崎。
出会えた学生に感謝。目の前の学生の姿に賛美。育ちゆく学生にもう一度,感謝。
少しばかり大きな仕事を終えた僕は,「僕は何を望まれているか」に耳を澄ましながら月曜日を過ごしと。
不器用な授業だったかもしれないけれど,不躾な語りだっただろうけど,だけど,また,少し近づけたことに感謝しつつ,来週の授業のことを考えている。
神さま,きょうも一日ありがとうございます。大村湾にかかるお月さんを見ながらの帰り道は,行くときよりもずっとずっとこころ穏やかです。きょうも一日に感謝です。