朝から大きくて青い空
牧草地にからだを大にして寝っ転がる。大きな自然に小さな僕。それが心地いい。
こんな朝は遠回りして帰ろう。
腹ごしらえは、いつもの店。
透きとおる湖をすべるように吹く風が心地いい。このあたりの紫陽花はまだこれからだ。
さあ、帰ろう。
苫小牧発仙台行きフェリー。僕の若い頃の一コマと言えば、ここを外すわけにはいかない。ギターケースかかえて歩くことはもうないけれど、やっぱり、この港には「若い時代」がつまっている。
若い伊吹先生の授業に学び、若かった景色を思い起こし、若くない自分を少しだけ好きになった今回の旅。
風の吹くまま、気の向くまま。これが僕には似合っている。
神さま、きょうもいつくしみをありがとうございます。