新しい服

5月31日,この特別な日に,僕は一編の詩に出会った。その一節。

けがれたものを清め,すさみをうるおし,受けた痛手をいやす。
かたい心を和らげ,冷たさをあたため,乱れた心をただす。

こんなことは自分の力でできるものではない。
いつの間にかそうなってしまっている。
いつの間にかそうできている。
見えない力に包まれて,新しい自分になって生きていることに感謝している。

半世紀以上生きてきて,何度もけがれやすさみに苦しんだのに,今がある。
受けた痛手は数え切れない,だけど,今も生きている。
かたい心になってしまうことは常。
自分の冷たさに自分が凍り付く。
それなのに今もこうしている。
なぜこんなに心乱しているんだろう,ときょうも心乱している。
そんな僕が明日を待っている。

見えない力に包まれて,新しい自分になって生きていることに感謝している。

神様,新しい服をくださってありがとうございます。

2020年5月31日 | カテゴリー : 恵みに満つ | 投稿者 : Paul.TATSUTOMI