75年という時間 夏の花,百日紅。 75年をどう思うかとたずねてみた。 どうして神様にいただいたこの命を自分勝手なことにつかうのか,と返ってきた。75年,わたしたちはちゃんと生きてきただろうか。 75年をきちんと言葉にできるだろうか。 60弱の僕が語れるのは60年間のことだけではない。僕は75年間のこともこれから先のことも語らなければならない。語れなければならない。 僕たちはこれからをちゃんと生きていかなければならない。 生かされていることを受けとめて生きていかなければならない。