佐世保の町は僕の町

きょうは仕事を早めに終えて映画を観た。長崎に暮らす僕にとっては見逃すわけにはいかない。

幻に長崎を想うとき。田中千禾夫の戯曲を映画化したというこの作品、足元を流れるテーマをどのように感じ取れるか、題名が僕の心に語りかけてくる。

戦争を知らない僕には、きょう一度では分からないことも少なくなかった。平和への希求対立する二者に共通の信念だ。それに間違いはない。

先日のNHK「ボーイズタウン」での「ほうっておいてくれ」の声がずっしりと重い。

もう一度くることになると感じつつ下町を通り、行きつけのL ucca。

さっきまでの心地いい重さにすがすがしい風を吹かせてくれる店。

新鮮がしたたるサラダが抜群。

熱さと香ばしさと旨味はシェフの願いに違いないとうならされるパエリア、絶品。

そして、奥さまのあたたかさとしなやかさのデザート。

大好きな店に大満足。

二回目の映画の夜はパスタも食べようっと。

神様、きょうも一日をありがとうございます。L uccaのお二人もここに集うお客たちも安心して平和なうちにきょうの仕事を終えられます。