やることいっぱい、土曜日

やっと休日。やっと土曜日。指折り数えて待ってた週末。僕はいささかいそがしい。

この冬に使った分だけ薪をこしらえておかなければならない。三年分を薪棚に積んで大満足。

40年ぶりに自転車を引っ張り出してきた。越してきたばかりのときに近くを走るために仕様をかんたんにした。それを日本一周の旅をしていた頃のスタイルに戻すつもり。道具はある。材料もそろえた。意気込みは最高。あとは時間。

だから、きょうの午後は、まっさきに自転車を分解した。

フレームにある傷はぜんぶ覚えている。五島三井楽のぶっつけ傷、信州上田のすり傷、北海道浜頓別のへこみ傷、青森竜飛崎の打ち身の傷、和歌山串本の水没の傷、愛媛道後温泉の衝突の傷。ぜんぶ覚えている。傷をひとつずつ確かめているから時間ばかりくってしまう。

薄暗くなってきた、と、見上げた大村湾は夕景。

神さま、こうして学生時代の自転車にふれていると、置き忘れてきたものをたくさん思い出しました。残してきたものを思い出しました。きょうも一日をありがとうございます。明日からの新しい一週間がよい時間になりますように。僕は謙遜のうちにつながっていきたいです。

 

2022年1月29日 | カテゴリー : 恵みに満つ | 投稿者 : Paul.TATSUTOMI