薪しごと、それは「問い」の連続 どこで切るか、いかにして割るか。 薪づくりには「問い」が必要だ。 きょうは三人の男たちが加勢してくれた。チェーンソーにも少し慣れ、 薪割り機にも頭を使い、 どうにかこうにか、 これは、薪とは言わないよ。焚き付け用の木っ端。 「また修行に来ます!」の言葉を残して、男たちは帰っていた。 きっと、腕の筋肉よりも、腰のふんばりよりも、頭での「問い」にくたびれたに違いない。