道の駅で「有明海苔うどん」をたいらげて車を走らせる。海苔の香りがマスク越しに余韻を楽しませる。
一年ぶりのこの学校。そしてこのクラス。
学年は同じじゃないけれど、毎年、僕を呼んでくれる素敵な学級担任の自慢のクラス。昨年は6年生、今年は4年生。
授業をさせてもらった。
はじめまして、達富です。
はじめての気がしません。
みなさんのコンパクト・ライティングはいつも楽しみに読んでいます。
みなさんの名前もぜんぶ覚えていますよ。
三好達治の詩を紹介。
担任が書いてくれた墨書を指で指しながらの詩の授業。
指黙読、指斉読。そして一斉読。
「三好さんは何を見ていますか。」「そしてどう感じましたか。」これをたずねなきゃ主体的な学びは始まらない。
「三好さんは他にも見ていますね。」
いい授業、それは子どもが考え込んでいる授業、子どもが考え続ける授業。
「おしまいです。また会いましょう。」のあとは行列。
コンパクト・ライティングをひとつひとつ読んで言葉を届ける。
なんとも幸せで懐かしい時間。
神さま、きょうも一日をありがとうございます。
やっぱり、僕には教室が似合っているみたいです。