確かにみんないそがしい

この頃、みんなで研究している実感がない。
と綴ったとたん、「そんなことないでしょ」の声が届きそう。

□新冠川でルアーをしたのはつい最近でしょ。
■そう、牧場の朝ご飯も、舞茸のお蕎麦も美味しかった。仲間との研究もハイボールも最高だった。

□熊本県天草苓北にも行ったじゃない。
■そう、松屋さんで熱く語った。

□大阪の八重の会でも朝から昼過ぎまで休憩なしだったでしょ。
■そう、あの雨で新幹線が止まった日だ。

□七夕給食のあと、廊下で質問に対して一生懸命に語ったやん。
■そう、はじめて会った教員になんとか分かってほしくってたとえ話をいっぱい並べた。

□新しい「長崎のひつじかい」もできたけん、ますます研究に力が入っとるやろ。
■そう、成長したい僕は、研究をいつも心のすぐ近くに置いとるけん。

じゃあ、何なんだろう。この少し足りない気持ちは。何か、やり残している焦りは。どうしてこんなにやりきれないんだろう。

こたえは。

天文館で奴に逢っていないからか。米屋の仲間との次の予定が立っていないからか。クイズ嬢の歌を聴いていないからか。

せっかくの仲間、かけがえのない仲間、惜しみなく分かち合える仲間。仲間とは「とんとご無沙汰」であってはいけない。

君の町に行こう。風に吹かれて旅をしよう。

神さま、きょうもいつくしみをありがとうございます。仲間とつないでくださってありがとうございます。