名文紹介

いちばん歳の離れた友人の言葉

(前略/あのパンデミックの中、ヨーロッパで一人暮らしをしていた彼、)しかし、その状況を乗り越えられたのは、現状の課題に対して、「問いを立てること」でした。 「気が滅入らないためにはどうしたらよいか。」から始まった切実な問いは、「一人の時間をどう楽しむと良いか」「音楽だと何を購入できるか。」などと問いがつながり、ギターを購入したり、日本に手紙を書いたり、知らない街に目的もなくドライブしたり、ひたすら歩いたり、パン作りをしたりという行動につながっていきました。
「人から問われないと考えられない大人ではいけない」という、本校の研究への思いは、もしかしたらあの時の経験から来ているのかもしれないと気づいた、八月九日の夜でした。

どうしようもないくらい連れ回したい兄弟の言葉

(僕の勢い余って書いた文章を読んで)うーん、なんかここまで書かれちゃうと、身が引き締まるというか、責任が重いというか、安請け合いしちゃったなあ、と恐縮してしまうところです。教室の事実として、「一枚に書く」ことが常態化しているし、なんなら、普通の作文(2学期の目標等)は苦もなく書けるようになっちゃった、というのも、他教科の担任が預かり知らない事実です。「第4の書く」で提案できたら、よかったなあ、という率直な感想です。でも、「振り返りのモデル文」は実践していなかったので、今後の課題です。

うれしい便り。名文。今夜はこの文を肴にバーボン。