小学校全教科等に特別活動や外国語活動なども含めた12教科等の理論と実践にふれた三日間だった。小学校の教師をしていた毎日にふっと帰る三日間だった。そして改めて,教室を,学校を,子どもとの毎日を創造している先生方がなんと大きいことか,と思い知った。
教科という輪切りがいい意味ではたらくのはいい。教科というコンテンツがひとつの入り口として存在するのならいい。だけど,明日の子どもに必要なのは,大人の都合の輪切りではなく,教える都合の入り口ではないはず。大きな全体であり,切り拓く出口であるはず。
この小学校にかかわれてよかったなあ,と帰り道。緑の風が五月も半ばになったよと教えてくれた。