都大路の風をささえる人たち

春高バレーにはじまった1月。サッカーもラグビーも追いかけたけど,なんといってもきょうの女子駅伝。友人が大会の役員をしているということもあって,選手以外のスタッフまで応援してしまう。終始,涙だ。

一時はトップに立った長崎も目標だった3位でゴール。どうしてこんなに美しいんだろう。

試合後,友人からメールが届いた。何よりも心配していたのはやはり天気らしい。無事に大会を終えた短いメールにこいつのやさしさとひたむきさがつまっている。全国の駅伝ランナーを支えている影の応援団長だ。

メールの最後にぽそっと付け加えられたひとこと。「さて,明日の朝会の話を考えないと,,,」そう,明日からはまた小学校の校長先生なんだよ。

こんな人たちが支えている都大路。みんなの余白が集まって織りなす大会。美しいのはあたりまえだ。

僕はと言えば,自宅裏の月待浦に沈む夕日を眺めながら春不遠とつぶやいている。