人生最後の国語の授業を

きょうは国語科教育法Ⅱの教室での最後の授業。ちょっとセンチメンタルな気分で講義室。小学校で担任をしていたときの3月の修了式の気分に似ている。この130人の担任でもないくせに,勝手にそんな気持ちに浸っている。

先週のシャトルノートに書いてあったことばに僕は「もっとちゃんとしなきゃ」って感じてる。だからこそ,きょうのこの気持ち。この気分。階段をのぼって,ドアを開けて,シャトルノートを返却して,個別にひとことふたことことばをかけて,笑って,肩をたたいて,黒板をきれいに拭いて,,,,,10数回繰り返してきた同じ所作がなんだか尊いものに感じる。

来年は新たな学生とまた出会えるのに,毎年,この日は嫌だ。