来秋の講演の依頼が届いた。先方に電話番号とメールアドレスを知らせていいか,とのことだったので,仲介の方に「もちろん」とこたえた。さっそく電話が鳴り,1000キロメートルも離れた会話が始まった。東北イントネーションが心地いい。
ほどなく,メールが届いた。その返事。すいすいと文が続くのは先ほど電話で話したからに違いない。やはり「声を届ける,声を共有する」というのはかけがえのないことだと確かめた。
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拝復
先ほどは電話をありがとうございました。
言葉を交わすことで,実際に縁をいただいたことを実感し, うれしく思っております。
さて,
わたしのようなものがどれほどにお役に立てるか分かりませんが, 精一杯,つとめさせていただきます。
前日にそちらに寄せていただくことになると思います。
場所が決まればお知らせください(もちろん, 急いでいるわけではございません)。
旅の行程や宿泊先を決めるのも好きなものですから, 楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。
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こんな感じがちょうどいい。