橋を渡る、心はずむ

西彼杵への入り口は西海橋。この赤い橋は、再会に心寄せる切なさや赤い糸の心恋しさと意味を重ねたところ。

今夕、まさに僕は再会に心おどらせて、太くなりつつある赤い糸に引かれてこの橋を渡った。

相変わらず熱い37歳。心得たとばかり、僕に投げるストライクゾーンど真ん中の直球は、投げられた僕にも、また、同じ部屋にいる者すべてに心地よくて、この心配りが90分を忘れる時間の始まりをつくった。もちろんそのきっかけを提供した若い教師の本音と心意気が尊い。

この西海市という地に、この西海東小学校という学び舎に、どれほどに心奪われ、何度、赤い橋を渡ることになるのだろう。心待ちにしている。

という、三寒四温の水曜日。心にまつわるエピソード。