新幹線が仕事部屋

僕は列車の中で仕事をするのが好きじゃない。仕事のアイディアを広げたり深めたり、それを手帳に書き留めたりするのは好きだけど、コンピュータをカチカチさせるのは好きじゃない。

が、きょうは新幹線が仕事部屋になってしまった。溜まりに溜まったメールの返信だけで京都に着いてしまった。

ところが、へんな疲れはない。後味悪さもない。むしろ、気持ちいい。それは、溜まったものがなくなった爽快感というよりは、一人一人の相手と十分なやりとりができた満足感のようだ。

日本中の友に便りを出す。列車の中からというのがより粋な感じを強める。「便りよ、飛んでけ!」って感じ。

動く仕事部屋から降りたとき。嵯峨嵐山駅で出迎えてくれる友の笑顔がまたいい!

で、校内研究。学び多い4時間。

嵯峨嵐山駅まで送ってくださる友の白い車の中。「先生の講話は、先生の人生そのもの、人がらそのものですね。」なんて言ってくださるから、僕はまたこの学校が好きになる。この友とビールを飲みたくなる。ずっと語りたくなる。

神様、きょうも幸せをありがとうございます。