この道 僕の身体の中にすっと一本、京都が住んでいる。 ずっと続いてる。おんぶしてもらっていた頃から、少年野球していた時も、自転車帰りの17歳も、文庫本片手に昼寝をしていた学生時代も。いまも、すっと一本。僕は生きている。 いつか来た道、いつも居た道。