教師たち

きょうは佐賀大学での教員免許状更新講習。毎年のことだけど,僕はこの講習が嫌いではない,というより好きだ。

お金を払って,日曜日の朝から夕方までを大学キャンパスで過ごす教師達の顔はどれも学生時代に戻っている。僕よりも年上はほとんどいなくなったけれど,だれもがうんと若返る一日だ。

きょうもそんなヤングたちと熱い一日を過ごした。集めた答案はどれもみごとなできばえで,一日の充実がそこに溢れている。

講習が終わってからも談話が続く。最後のヤングと話し終えたのは講習が終わってから小一時間後だ。

さあ,来週。こんどは中学校に勤めるヤングたちと会える。

そんな日曜日。前大学のゼミ生からの写真付きの便り。まだまだ正真正銘のヤングだけど,そのヤングが大きく伸びようとしているのが目に浮かぶ。そうなんだ。僕たちは教室の中で育つんだ。その教室と佐賀大学とがつながっていればいいな。きょうの教員免許状更新講習のように。そして,僕が続けている「7時間目の国語教室」のように。

その便り。僕にもまったく同じような経験がある。こうして教師は大きくなっていくんだ。

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今年は音楽会で1年生が歌う曲のピアノを弾かないといけなくて,,,
当日までは弾けていたのに本番はボロボロ。
弾いて止まって,弾いて止まってを何度も繰り返してしまいました。
その後の合奏の指揮もたぶん顔が引きつっていたでしょう。
全体の舞台係だったのでその日は子どもたちに会えず,謝れなかったんです。
落ち込んで放課後教室に行ったら、黒板にメッセージがありました
6年目にして少しずつ余裕が生まれ,この仕事が楽しくなってきました。

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よかったな,みき先生!