土と生きる

佐賀平野から県境にむかって走っていた。誰もいない国道ぞい。雨のにおいがする。

僕はこんな景色が好きだ。

授業が上手くいった日の夕方は,仕事人としての同じ快感をこんな景色に重ねてしまう。一日の終わりを同じように閉じようとしてしまう。

チョークしか持たない仕事とは思っていないけれど,土と生きている仕事がとてつもなく大きな,そして尊いものに感じる。憧れている。畏れている。

そして,やっぱり,こいつに乗って運転してみたい。ひそかにねらってる。