授業という仕事

達富です。

緊張,なし。気負い,なし。不安,もちろんなし。妙な考え,まったくなし。心地よさ,満点。

佐賀大学附属小学校の教員のはからいで授業をさせてもらえることになった。僕にとっては何よりもの贈り物である。車は大学において,歩いて附小に向かう。お堀ばたの日だまりを歩きながら,何ができるようになるのか,どんなことをするのか,そしてどのように考え浸る時間にするか。何度もなんども頭の中の黒板を塗り消しながら,歩いた。

子どもの声を聞くと,優しくなれる気がする。子どもの前に立つと,厳しくなれる気がする。子どもと重なるとうれしくなる。

きょうのこの時間の実りが,金曜日のこの子たちの学びに役に立ちますように。

この僕の姿を撮ってくれたのは,かけがえのない仲間である松尾さん。僕と子どもの「瞬間」を見事に残してくれている。ありがとう。

さあ、佐賀の子どもをみんなで育てよう。九州の子どもをみんなで育てよう。九州のみんなで九州をつくろう。

僕に望まれているものはなんだろう。僕はそのことに自分を勘定に入れず浸りたい。

神様,きょうも一日をありがとうございます。