合宿

今年もやってきた。熊本 3 Days 企画。学び浸り,語り通し,問い続ける3日間だ。

一人一人がとにかく単元づくりに夢中になる。自分ができることは何かを問い続ける。この尊い3日間に,僕たちは伸びていることを実感する。振り返っていることに心地よさを感じる。そして,やっぱり,伸びていることをありがたく感じる。

語り合った時間は僕たちを育てる。

熱さ,時々,静けさ。

僕は何を望まれているのだろう。僕ができることは感謝を包んで届けること。

3年の授業は子どもが自分を追い込んでいる。自分たちができることを知っている。自分たちがしなければできないことも分かっている。自分たちができそうなことを楽しんでいる。

1年の授業は好奇心に満ちている。先生のひとことに憧れをもっている。「わたしはここにいます!」って,みんなが先生に声を届けている。

6年の授業は自分を許そうとしていない。もっとできることを知っている。もっとやりたいということを隠さない。だから,みんなが高め合っている。

そんなとき,言葉にすることって,とっても大事なことなんだよ,っていうメッセージを届けた。担任がすぐに「きょうの自分にプラス1」という掲示板に残した。僕は,いたずらのように,その紙に手書きを添えた。

そして,少しだけ,みんなの学びに言葉を添えた。 

学びを支えることは難しい。だけど,このことを仕事として選んだ自分は間違っていないと思っている。僕は子どもの幸せのそばにいたい。

この仲間も同じ気持ちだ。

さあ,大きな声で笑おう。大きな声で誓おう。大きな子で子どもの名前を呼ぼう。

この三日間にありがとうを贈ります。

そして,この三日間の僕を元気にしてくれたいつものうどん屋さんに感謝です。

神様,三日間,ありがとうございました。