きょう、スーパーからの帰りの車のラジオから聞こえてきたのは、中島みゆきさんの「春なのに」。
流れる季節たちを微笑みで送りたいけれど。
佐賀の小学校では卒業式に涙した教師も多かったに違いない。突然の休校が続いた異例の春。別れる準備も十分できないままの3月。子どもも教師も、どこまで本当の気持ちを言葉にできただろうか。
自分が卒業生を送り出したときのことを思い出しながらウイスキーを飲んでいると届いたメール。
「今日の子どもたちからのサプライズ。手紙には、国語の力がついた、国語が好きになったと書いた佳乃さん、健伍君。苦手な国語が好きになった遼君。最後のスピーチでは、語彙力をのばすことができたと語った達義君。」「子どもたちが自ら身についた力を実感し、自信に満ち溢れた表情が印象的でした。」
春なのにお別れ、でも、春だから自分の成長に気づく。春だから新しい自分に挑む。
明日は、大阪でも卒業式、上五島でも卒業式。
全国の子どもたちに祝福を。