旅の重さに

きょうは枕崎。もちろん十分な配慮と対策をもって出かける。行く先々でスタンプラリーのように手指に消毒液をかけながらの旅だ。

新鳥栖で乗り換え。熊本をやり過ごし中央駅に着いた。いつもなら満面の笑みで、だけどほんの少し照れながら待っていてくれているツアコン君は改札にいないけれど大丈夫。車内でのLINEでいい昼の店を教えてもらってるから迷わず歩いていける。

おおむね満足できる味。

さあ、これから3時間ほどの枕崎線鈍行の旅。南日本新聞を自分で買うのは初めてかもしれない。黄色いディーゼルに僕の鞄がよく似合う。

指宿で乗り換え。

ほぼ貸し切りの列車には既に扇風機が動いている。春本番。

幸せの黄色いポスト。

開聞岳、久しぶり!

春のまっただなかをゆっくりと西に向かう。枕崎に向かう旅。

まだ列車が止まらないうちに仲間の姿を見つけた。ホームにまで来てくださっている。それだけでいい仕事ができそうな予感。そのあと、小さな町を西に東と動き、たくさんの人と言葉を交わしながら会場に向かった。

手応え。あったようでそうでなかったようで。

反応。まちがいなく完ぺき。

感謝。当然のことながら最上級。

もっと伝えたい。もっと語らなきゃ。そしてやっぱり、みなさんの声を聞きたかった。話しすぎた僕が声を重ねる時間をつくらなかったのに、僕がもっとちゃんと時間を残せば声を共有できたのに。

話を聞いてくださった枕崎の先生がたに感謝。こんな機会を作ってくださった仲間に感謝。そして、ともにいてくださった神様に感謝。

後味はよかったんだけど、もったいなかったなあ、と十字を切りながら食事の店に向かった。

絶品。たまらない。

宿は潮騒に包まれた部屋。一晩中、波の音。贅沢。朝いちばんの温泉に大満足。

そして、土産にもらった地元の逸品。

何?

しばらくはこれで焼酎の晩酌にきまり。

神様、人のつながりをありがとうございます。いつもいつもともにいてくださりありがとうございます。

2021年3月5日 | カテゴリー : 恵みに満つ | 投稿者 : Paul.TATSUTOMI