海の上には親子,ただふたり 仲のいい親子が我が家にやってきて,ピザを食べて,しゃべって,ハンモックに揺られて,笑って,僕の釣り竿を下げて,カヤックに乗って,4時間ばかり釣って,さんざん騒いで,そして,いそいそと帰って行った。 我が家の前に広がるガリラヤ湖での釣果。天ぷらと刺身になったころ,僕は既に床の中。 親子はきょうの青空の下での物語を肴にいつまでもいつまでも語り合っていたことだろう。家族はやれやれとした顔でそれを聞いていただろう。 僕は夢の中でカヤックを洗っていた。 神様,僕に仲間をありがとうございます。