カンパチ、イサキ、アジ。水揚げからわずかな時間で活きじめされた魚。
若松島から魚が届いた。
届く前に何をしていたか忘れた。とにかく、宅急便が帰ったあと、僕はお気に入りのエプロンをつけ、長靴に履き替えて、庭の水場で包丁を研いでいた。
5分後。包丁とまな板の準備完了。魚料理は楽しい。送ってくれた思いをそのまま受け止めて、僕の手はすいすい動く。
刺身。かんぺき。
素揚げにも南蛮漬けにもフライにもできるようにアジをおろした。美しい。
そうそう、ひとつ残さず平らげたいから、骨せんべい用に丁寧に仕事。満足!
ブロックはこれから、なめろうと琉球に。小さなアジは背切りに。
今夜、食べきれないものはフライ用にアジを下ごしらえして冷凍。
刺身はクーラーボックスに氷を入れて冷やしておこう。冷蔵庫で乾燥させてはもったいない。上五島からの思いは全部うけとめたい。
ありがとう。大地。このお礼は、そっちに行って乾杯させてもらうよ。夏までに行く!
神さま、きょうも一日ありがとうございます。
夕飯のあと、撃沈していなければ、たつログにもう一葉、お皿にのせた写真を載せたいんだけど。無理な予感。
ごちそうさま、お造り。
ごちそうさま、漬け。
ごちそうさま、鯵フライ。
ごちそうさま、かま焼き。
ごちそうさま、南蛮漬け。
ごちそうさま、骨せんべい。
ごちそうさま、あら汁。
ごちそうさま、大地!ありがとう。