(仮)という本気

(仮)と銘打った研究会がうまれた。

語ることは得意ではない,だけど,聞いもらうことは大好きだ。
聞かせることは満足にできない,ただ,声を届けることには一生懸命でありたい。

一生懸命とは,命を懸けて生きること。僕にとって生きることとは,相手に声を届けること。伝わりますようにと祈ること。

それは小学校で教師をしていた頃からかわらない。

昨夜も素敵な出会いばかりだった。ずらりと集ってくださった。声を受け止めてくださる教師に囲まれる。コの字に並んだ仲間の一つ一つの瞳の向こうに声を届けることに一生懸命だった僕の2時間。

幸せとは,一生懸命が叶ったときとは限らない。幸せとは,一生懸命のとき。幸せとは,一生懸命な自分に気付いたとき。

まちがいなく,今夜,僕は一生懸命だった。(仮)という研究会の本気の仲間に僕は完全に魅了されている。

時間割りのある研究会っていうのもステキだ。次回は,1時間目「思考操作をやってみよう」,2時間目「《問い》を高めよう」,3時間目「事例で語り合おう」,4時間目「振り返ってがぶ飲みしよう」ですよね。まさに僕の好きなスタイル!

ありがとう,ショーゴ。帰り道のギンモクセイの香りははじまりの香り。