このめあて、どう?

きょうのキーワードは「めあての調整」。

福岡県京築地区行橋市の国語科研究会。

「めあてとまとめをつなぐのは子どもの仕事です。」とは言いながらも、それは簡単なことではない。と言って、言いっぱなしで帰りたくはない。

だから、ちょっとだけ経験談。

めあてとまとめの間にあるのは「私の学び」。もちろん、その学級全体のまとめもあっていいけれど、「私不在」のまとめになってはいけない。

だからこそ、まずは「めあての調整」が必要だ。その授業に私がいるため、その授業を私のためのものにするため、その授業が私に役立つものになるため、学級のめあてを調整して私のめあてにする。

そうすれば、自ずと授業のまとめは、まずは私のまとめになる。その上に学級のまとめを重ねる。だからこそ自分の学びの値打ちを自覚することができる。

めあてを黒板に書いたらすぐに「では、きょうは」と言っていないだろうか。

めあてを示したら、まずはめあてについて語り合おう。

「このめあて、どう?」

めあての調整はここからはじまる。きょうの学びはこうして立ち上がる。

めあての調整。

ぜひ、どうぞ。めあての調整ができるようにこの週末を使ってみませんか。