これからはじまる物語

きょうは8時過ぎに家を出て長崎大学に向かった。長崎での研究会がはじまる記念すべき日だ。気温10度にもならない朝の国道。窓を開けて走るのが気持ちいい。気が引き締まる。

これからはじまる物語に胸が弾む。みんなどんな顔して集まってくるんだろう。「こんにちは」がぎこちないのは今日だけ。次回からは,「よおっ,元気?」って感じになるに違いない。

「はじめまして」から,気がつけば2時間40分が過ぎていた。言いようのない充実した時間を共有できた気分。

2月の予定と3月の予定と,できればお酒の予定を,と,とんとん拍子。

帰り道。さだまさしさんと一緒になったこともあるうどん屋さんを出て,琴海町を抜けた辺りから大村湾の三角の波がきらきらと光り出した。気温11度の国道は来たときよりもずっと気持ちいい。

きょうからはじまった物語にぼくは存分に満足している。