佐世保港、朝10時。フェリーなみじ。
甲板から似首、丸尾を眺める。僕の住宅の近くの教会がひかっている。
昼はもちろん、五島うどん。慎とこっこの暮らしの味がいい。
そして、懐かしい声、懐かしい顔、懐かしい時間。
ここは僕が生きていた島。まちがいない。僕はここに居た。
夕食の魚が美味いのは、焼酎がたまらないのは、あたりまえ。ただ、味わい深くするのは昼間の3時間があったから。本気で語り合う時間が美しいのは、互いを敬愛しているから。時の経つのがはやいのは、互いを大事に感じているから。
上五島、若松。僕は「ただいま」のことばがこんなに似合う町をもっていることが誇らしい。
神さま、きょうもいつくしみをありがとうございます。