夏休み

指折り待ってた,夏休み♪

が,終わる8月31日。といってもそんなことは昭和の頃。今の日本はすっかり2学期がはじまっているようだ。
小学生の頃。本当に夏休みが楽しかった。7月になったら気分は夏休み。できの悪い通知表のこともまったく気にせず,三重の田舎に行って海と山と畑の中で過ごすことだけを待った。木に登ることも虫の世界に入り込むことも覚えた。2キロも3キロも泳げるようになっていたし,包丁を研いで魚を三枚におろすこともなんでもないようになっていた。知らない野菜はなかったし,野菜はまるごと食べることがいちばん美味しいことも語ることができた。ラジオ体操は好きじゃなかったけど,8キロ歩いて買いに行ったアイスキャンディーのソーダー味は今でも覚えている。

さてと,きょうは朝からラジオ出演。アナウンサーとのおしゃべりにわくわくする。オープニングは吉田拓郎さんの「夏休み」!

きょうのテーマは,

会話における「ひらがな」。
難しい熟語やひっぱってきた知識をしゃべるのも大事だし,楽しいことだけど,それらをつないだり包み込んだりする「ひらがな」がとっても大事。っていう話を1時間。アナウンサーと大いに盛り上がった。リスナーからのリアルタイムの質問にはちょっとだけどきどきするけれど,それも楽しい。

とりわけ「よ」と「ね」。「よ」は会話相手との情報の非共有,「ね」は共有。

行きつけの焼き鳥屋さんに友達を招待したとき,まずは「ここのぼんじり美味いですよ。」
すると相手は「本当ですね。ほんとっ,美味しいですね。」
続いて「皮はたれ焼きよりも塩焼きがいいんですよ。」
「あらあ,ほんと,塩とこうばしさが絶妙ですね。」

こんな感じ,情報が共有されていないときは「よ」,つまり,お知らせ。
それに対して,共有されたあとは「ね」。これは確認。

もちろん,そんな単純なものではないけれど,「ひらがな」は大事。

神様,きょうも楽しく働かせてくださってありがとうございます。謙遜のうちに生きていきます。