石油ストーブ

年の瀬。

石油ストーブのにおいがすると「喝采」を聴きたくなる。「ブルーライトヨコハマ」をくちずさむ割烹着姿の母を思い出す。父の鼻歌は「ブルー・シャトウ」。兄貴は「また逢う日まで」好きだったし,正雄のおじちゃんは「北国の春」しか歌わない。

きょうは朝から雨。こんな日は「北の宿」か,「雨の慕情」か。日が暮れたら「勝手にしやがれ」でも弾きながらバーボンにしようかな,って思いながらアラジンのブルーフレームの丸窓の向こうの青い火を眺めてる。