紫野指月会、復活

子どもの頃、夏休み明けの始業式は少し恥ずかしかった。40日も会っていなかったクラスが集まるとき、どんなふうに交わればいいのか6年生になっても迷っていた。中学生になってからは部活で毎日会っていたからそんなことはなかったけれど、小学生にとって空白みたいな40日間はぎこちなさがどっしりと教室の真ん中に居座っていた。

きょうポッキーの日。比叡山の見える研究室でポッキーパーティしたのは15年ほど前だっけ。

「よし、会おう」って、急に決まったからか、10年にぎこちなさはなかった。よく笑ったし、よくしゃべった。時間って、それぞれを育てるだけでははく、集まりも育てるんだって、実感。

みんな大人になっていた。

ぜんぜん、変わっていない。年をとったのは僕だけ。

声もテンポも息づかいもあのときのまんま。

今年いちばんのできごとにエントリー!

またすぐにでも会おう。

指月会。僕の原点。指月会、僕の身体。

神さま、きょうもいつくしみをありがとうございます。やってきてよかった、って本当にそう思っています。

感謝のうちに。