福岡県小学校国語教育研究会行橋大会。
研究成果がぎゅっとつまった素晴らしい研究冊子。そして、授業。
なんと、授業予定者が体調をくずされたため、研究会仲間が当日の授業を引き受けられた。
休まなければならなくなった授業者は涙。授業することになった教師は責任感とみなぎるやる気。そして、見事な子どもの学びとそれを支える指導。
研究発表はそれだけではない。3年生と4年生の単元実践は15分程度の動画に編集されている。単元びらきから問いを立てる学び、問いを修正して更新する過程、そして問いの解決。これらが見事に編集されている。事前にDVDを届けてもらっていた僕は、当日までの数週間、通勤の行き帰りに視聴。もう教師の指導のことばさえ覚えてしまった。
とにかくすごい研究会だった。「すごい」なんて言葉、使いたくないんだけど、今回ばかりはすごかった。
打ち上げも幸せだった。みんながいい顔してる。丁寧に仕事をやりとげた大きな達成感。大きな仕事をつくりあげた誠実な満足感。その中の一人になれていたのならこんなにうれしいことはない。
二軒目は3人で駅前の昭和の店。こんどは一軒目から来たいと願ういいお店。
ここでの語らいにまた感動。この若者、4年生の実践者。「ごんぎつね」を扱った単元学習。僕はこの若者の言葉を全部おぼえてしまうくらい見続けた。動画の中の「彼」がここで僕と一緒に酒を飲んでいることが不思議。
この男、大樹。これから一緒にやろう!と誓った。
大樹、やろう。僕でよければ応援も邪魔も酒の相手もずっとつきあうぞ。
何から何まで、本当に素晴らしい行橋、素晴らしい一日、素晴らしい研究発表会だった。南小の川島校長先生、本当にありがとうございました。
神さま、きょうもいつくしみをありがとうございます。