弱いなら弱さを知ること

届いた年賀状は『ここからはじまる国語教室』を出版してくださったひつじ書房の社長から。

「結論はでないわけですが、それなりにまともなことをいってもらうということということがほとんど自動的にできてしまう時代。思考法について自覚的になることが求められているように思います。(松本2024)」

このお正月、いちばんうなずいた。

はがきの文章は「考えることは何かを問うこと(同)」と続いていたので、「考え始めているということはそこに問いがあったということ(達富2024)」と僕は返書した。

「問い」は成長する。だから僕たちは「問い」を育てなければならない。「問い」を立てる力をみがかなければならない。「問い」を立てることと「考えること(思考の手立てとしての思考操作)」についてもっと自覚的にならなければならない。

それさえできていない僕は、なんと弱いんだろうって思ってしまう。振り返りは後味のよいものにしたい。それなら、もっと「問う力」を高めるしかない。

神さま、きょうもいつくしみをありがとうございます。