「ことばが創る会」、宇土を中心とした勉強会。今回が9回目の開催。次回は第10回の記念大会。とっても楽しみにしている。
さて、今夕。
説明文を読む単元の問いを立てるには、どのくらい詳細に読んでおかなければならないでしょうか。といって、教師の詳細な発問攻めによる読解はだめでしょう。
となると、
自ら詳細に読み込みたくなるような問いを立てることが有効になります。「自ら説明文に食い入る《問い》」。その《問い》はAフレーズに育ちに役立つ《問い》なのか、説明文博士になる問いなのか。
「問いの二本立て」なんて、あり得ない。となると、説明されている面白い内容に食い入り、その読み込みがAフレーズの育ちになる《問い》を立てることが必要。
そのために、教師は何をするか。
子どもが学び浸るための教師の手立てが必要。僕は、その手立てこそが「語り」と「丁寧な単元準備」だと考えている。もちろん「語り」と「丁寧な単元準備」は誠実な子ども理解の上にある。それがはじめの第一歩。
宇土には、教室で観察しない「贋 子ども主語主義者」など一人もいない。だから、これだけの期間に9回の勉強会が積み上げられたんだ。
4月、楽しみにしています。