大学生が研究するということ

きょうは大学の国語科卒業研究発表会だった。僕は大学生が研究する姿を頼もしく、うらやましく、そして美しく感じている。

学生の研究は屁理屈ではない。形式でもない。もちろん「やらされ仕事」でもない。だから粗いところがあり、こなれていない言葉があり、ときどき抜け落ちている部分がある。

それがいい。自分のことは棚に上げて他者に言いたい放題の大人の屁理屈とはちがう。

学生たちの発表は僕の身体に心地よい。

そのあとの読書会(という名の懇親会)はさらに心地よい。

神さま、きょうもいつくしみをありがとうございます。