松屋に集う

「松屋さんを全館貸し切りにするのは何人からですか」と若女将にたずねた。

本年度内にやりたい。松屋の集い。

僕をこんなに熱くさせたのは、今夜の兄弟の話題提供。僕はこの男が大好きだ。

兄弟の実践には傲慢さがない。そして汚れたへりくだりがない。やったことを語るよりも考えたことを言葉にする。生徒主語と教師主語を明確にしている。何よりも、教室のリアリティに対して真摯だ。

研究会のあとの酒宴も居心地抜群。盆暮に兄弟姉妹が集まっているという感覚。これを毎月できる贅沢。

「まつや」、たった三文字、三つの音を唇に乗せるだけであたたかな気持ちになれる。

まつや。

僕にとって大切な場所。

兄弟、姉妹、なくてはならない仲間。

神さま、きょうもいつくしみをありがとうございます。そして達富文庫の実現を応援してください。