昨日は6時間。きょうは10時間。僕たちは学び通してる。学び浸ってる。学び切っている。
こうして「とことん」学び通すことを経験してしまったら、60分や90分の研修会がもの足りなくなってしまうだろう。
昨日は『大村第1巻』の僕が30年間に線を引き続けてきた箇所を話しことばにしてみんなに届けた。たとえ話も実践例も交えながら。本気で。
だから19時30分からのビールは格別だった。
きょうは、その30年間来の考察の上に言語活動づくりの本質を重ねたい。そして、言語活動モデルの基本を共有したい。
まずは席替えから。席替えの意図と予想される効果について考える。こんなところにも今回の合宿の意図がある。
説明文を読むことの言語活動モデルの作り方。もしかしたら僕が創り出したものの中でいちばん残しておきたいものかもしれない。
言語活動モデルを作るということは子どもを知っているかどうかをもう一度点検すること。子どもを知ったふりをしていないか。自分の子ども理解は本物だったのか。そんなこと、モデルづくりをすればすぐにばれる。子どもを知らない教師、子どもを知ろうとしない教師、教師の都合だけで生きている教師に言語活動モデルをつくれるはずはない。
ここに集まった教師たち。みんなみんな真摯な教師たち。何時間もかけて、ああだこうだと唸っている。それは子どもを知っている証し。もっと子どもを知ろうとする姿勢。
さて、今夜の乾杯は19時からの赤ワイン。
鹿児島、何かの思い出の場所にしよう。
神さま、きょうもいつくしみをありがとうございます。