YOKOHAMA BAY

シウマイ弁当にするか炒飯弁当にするか。崎陽軒の前で迷うのはいつものこと。この迷いが横浜にいることを実感させる。暑いくらいの夕日が輝いている方向から浜の風が夕暮れを運んでくる。さあ,6時。シウマイ弁当の紐をほどくのはいつにしようか。

青い星に囲まれてぼくはできることならシウマイ弁当を食べる暇がないくらいに熱くなりたいと思っている。