きょうは長崎大学で日帰り合宿。長崎の中学校の先生たちとの10時間におよぶ単元研究。熊本や宮崎からの参加もあり,それはそれは,夏休みの記憶を塗り替えてしまうほどの心地よい疲労感に包まれた時間だった。
「みんな,やっているなあ」こんな陳腐なことばがむしろ的を射ているような気がする。そう,みんな「やっている」。みんな単元づくりに全力だ。その「やっている」言葉を受ける僕は完全に「やられている」。
そうきたか。なるほど,じゃあ,これはどうだ。ちょっと待てよ。だからさ。ちがうやん,で?
疲労した頭に夕方の風が心地いい。西彼杵半島の海岸沿い。窓を開けて走る帰路。仲間たちがつくる9月の教室の手ごたえを確かめた。