きのうの続き

きのうの続きはきょう。間違いなくきょう。だけど,きょうはきのうの続きじゃないと思った。きょうは明日への「今」。

きのう怪我したところにきょうも絆創膏が貼ってある。だけど,絆創膏の下にはきのうなかった生命が生まれている。新たな営みがはじまっている。明日のために。僕はその「明日への営み」に「すごい」ということばしか贈れない。だけど,「すごいね,すごいんだよ」ということばが,このことばだけが,ぴったりのような気がする。