また京都に来ます

京都市総合教育センター4階、永松記念ホール。

15年ほど前、大村はま先生がお立ちになった場所に僕が立っている。「教えるということ」に教えられた僕が、「教えられるということ」を語っている。あり得ないことだと思っていたのに、90分はあっという間だった。

「教室の事実」を語る。僕にはそれしかできない。でも、そのことに耳を傾けてくださる方がここにいる。

「ありがとうございました。」と、「やっぱり僕は京都が好きなんや。」をここ置いてひとまずきょうはおしまい。「また京都に来てください」のやわらかいことばをだいじにだいじに包んで持って帰ることにする。