年忘れの会というのは、むしろ忘れられない仲間の存在を確かめ、その仲間を大事におもい、仲間との来年を誓い合う会のようだ。今年も何度も年忘れの会をして、多くの友に包まれた。
12月の何日からを年忘れというのか知らないが、例えばゆうべ。佐賀の友と熊本の友とのがぶ飲みは幸せだった。馴染みの焼き鳥屋でのがぶ飲みは時を忘れる。語る声は本当に力強い。
一昨日。22歳の女の子の大学院合格のお祝い。秋は泣きべそだった彼女。その時からの約束だった麻婆豆腐は次の機会にとっておくことにしたけど、はじめてのお店での終わらないおしゃべりに時を忘れる。声を大切にするって美しい。
先週の熊本。上通りの馬刺しも豚足も夜のラーメンも、「美味しいっ」て笑えることに終わりはない。何度も同じことを伝え合うって安心。
年忘れ。それは来年もよろしくっていうこと。それは生きてきたっていうこと。