同窓会という気分だけではないんだけれど、歴代の達富ゼミが集まった第95回の指月会。2期生は淡路島から、3期生は神戸から、4期生は甲賀から。もちろん、ホームグランド京都からも。
単元学習を丁寧に謙虚に学ぼうとするこの会は着実に力をつけてきている。きょうの瀧川実践はこの5年間の集大成ともいえる厚みのある単元だった。もちろん課題もある。まずは、語彙。そして、深める対話、自己の考えの形成。
ただ、他の初見作品を使って行った適用題は素晴らしかった。彼は「学びの自覚化」と称し、適用題に取り組んでいる。市販テストに頼らない評価観は「僕が作った単元ですから、僕の評価でやります。」と言い切った言葉に表れている。
もちろん日が落ちたあとは京野菜でがぶ飲み。杯を重ねる。語り合いに興じる。夜が深くなる。
さあ、明日の月曜日、子どもに見せる顔。やっぱり教師は背を伸ばして悠然としているほうがいい。大きいほうがいい。そしてなりより、誠実で謙虚でなければならない。
お月さまを指差す指はひとつ。教師の仕事もひとつ。ただひとつ。子どもを一人で生きていけるようにすること。そのために、国語教室ではことばの力をつけること。
神様、きょうも一日をありがとうございます。