一日のはじまりが花

仕事を始める前に贅沢な自然に見つめられた。僕よりもうんと大きな自然が僕を見ている。僕が眺めはじめる前から、この花は僕を見ていた。

僕が発見したのではなく、花が先に此処にあって、此処から僕を見ていた。

だから、「すごい」じゃなくて、「きれいだなあ」でもなくて、「ずっと此処にありつづけていたんですね」と語りかけたくなる。「僕が見るより先に見ていてくださっていたんですね」と。

これって、謙遜の中に生きていることに近いと思う。

2020年4月6日 | カテゴリー : 恵みに満つ | 投稿者 : Paul.TATSUTOMI