久しぶりに歌った。といっても少しだけ。師匠であり,大親友であり,ライバルのたくろうさんと歌った。まずは,一緒に「津軽海峡冬景色」,その次は「長崎の鐘」を独りで。たくろうさんは「島唄」を熱唱。
どうしてこんなに楽しいんだろう。隣には群馬の友がいる。北海道の友がいる。大阪の友がいる。ここには人をつらくする言葉なんかない。心と心,きのうとあしたをつなぐ言葉がある。だからなにも怖がらなくてもいいし,なにも遠慮しなくてもいい。こんな時間がずっと続けばいいのに。
ぼくは本当に本当にそう思って午前o時の銀座を歩いて帰った。歌いそびれた森田公一とトップギャランの歌を口ずさみながら♪