上通の馴染みの店

熊本に馴染みの店がある。月に一度だけど。今夜はここで男二人。お気に入りの品を少しずつ。慣れた焼酎を少しずつ。喰っているよりも飲んでいるよりも語り合っている時間がずっと長いのに,その語りを邪魔しない上品さがいい。今夜もいい酒。いい友。いい時間。

熊本に馴染みの店があること。少し自慢げに歩く自分に酔っている。

そうだ,こんど,鹿児島の壮をこの店に連れて来よう。