縁ある人万里の道を越えて

きょうは福岡。

先日来の部屋掃除で発掘した懐かしのCDをならしながらの3時間あまり。

初めて走る国道200号線。11月末日の太陽が雑木林の黄色を輝かせている。見慣れない町名,橋の名前,店の名前がどれも楽しい。「寿命」「天道」なんて地名,住んでみたい。「桃太郎橋」,いいなあ。「百年ラーメン」食べてみたい。

さて,到着。きょうは,中学3年生の数学の授業。「三平方の定理」。

指導事項は「三平方の定理について理解できるようになること。」
言語活動は「2種類の方法で三角ロジックで証明すること。」

そして,思考操作は「いくつかの求積の方法を組み合わせる。」

見事。

そして,僕からもちょっとだけ助言。

「14時間の単元をいくつかの小単元に分けられないでしょうか。もし,2時間ずつの7つに分けられたら,目当てを7つにしましょう。もし5つに分けられたら目当ては5つでいいですよね。14時間,ばらばらの時間が集まっているということなら,目当ては14です。」

そうしたら,

「3つくらいにくくれます。だから,3つの小単元を合わせるという考えでいきます。」

こんな日は,気分がいい。

夕景の下をさっきまでの研修のことを思い出しながら走る。

これも縁だよな。って。

行くときに流していた懐かしの中島みゆきさん。諳んじているフレーズを口ずさむ僕は闇に包まれていく。

神様,きょうも一日をありがとうございます。どんなことでも自分でやってやろうなんて思わないことがきょうをつくりました。ありがとうございました。