やりたいことをやる。そりゃあそうだ。そうでなきゃ楽しくない。
と、おもってた二十歳の頃。
教師として働いている。仕事をしてる。やりたいことをしているだけでいいんだろうか。
僕がしなきゃならないことってなんだ?やりたいこと、それは、やりたいことだけではなく、望まれていることであるはずだ。
望まれていることがやりたいことと重なったらすてきだ。
ところで、望まれていることって、誰に望まれていることなのか。それは国や教育委員会や校長先生や、、、っていうこともあるかもしれないけれど、いちばんは、子ども。
子どもに望まれていること。
それは簡単で楽できて笑えるそのとき限りのお楽しみではないはず。
子どもが望んでいるのは、生涯を通じて役に立つ力をつけること。一人でも生きていける力。知らない人とでも創造できる力。未知の世界でも誇り高く生きていける力。
先生、よい子にしてください。できるようにしてください。
って、見つめられたとき。僕は、やりたいことより、望まれた仕事をまっとうすることを選びたい。
そんな教師が集まっている小学校。摂津市立味生小学校。
今秋、この小学校が、授業公開をする。
望まれた仕事をする教師を応援するよ、って約束した5月25日。第1回の校内研究会は手応え抜群の3時間だった。